プロジェクト推進事業
社会はその発展による弊害として、環境、エネルギー、健康、安全といった分野に解決困難な問題を抱えています。
それらの問題を解決し、そして個々人の豊かな暮らしを築くための諸目的を達成するためには、社会を構成する国家や企業、大学、組織、個人など、それぞれが主体的に活動することが必要とされています。
社会に対する大学の役割は、独自の視点からそれらの問題を解決していくことにあります。
そのためには、大学は自身がもつ、人材、設備、知識、ネットワークなどのあらゆる資源を最大限活用することが必須です。しかしながら、それらの資源を最大限活用するにはいたっていません。
私たちは特に博士人材に注目します。
大学に所属する博士人材においてはキャリアパスやその活躍の場所が限られてしまっているため、彼らの能力を最大限活用できません。
私たちは、社会的に認知され、高く評価されるシステムを作り出し博士人材の能力を引き出すことによって、このような社会的な問題の解決ができないであろうか。そして問題の解決による新しい国づくりができないのであろうかと自らに問いました。
その問いの答えが、大阪大学が拠点となり、企業の参画、高い志を持った市民や協力機関の結集、若手も含めた研究者の能力や大学設備などの活用をおこなう三位一体のシステムを構築・運営することであると私たちは考えています。